タイで連結されている2音に指番号4-3が表記されている場合、タイが優先され再打鍵されない、というパウル・バドゥーラ=スコダによる表記の論考の邦訳と補足。国立音楽大学研究紀要第53集(2019年)
紀要論文
パウル・バドゥーラ=スコダの論考「誤ったプラルトリラー奏法を排除せよ 」 に関する考察と補足
「プラルトリラーを上方隣接音で開始するという、今日一般的に行われている演奏実践には歴史的な根拠がなく、誤りである」というバドゥーラ=スコダによる論考の邦訳と補足。国立音楽大学研究紀要第51集(2017年)
バッハの演奏解釈
2008年7月8日、国立音楽大学6号館110スタジオにて行われた公開講座「バッハの演奏解釈」 の報告。音楽研究所のバッハ・プロジェクト部門による連続講座「ピアノで弾くバッハ──平均律第1巻」の一環として開講さ れた。国立 […]
私にとってのモーツァルトとベートーヴェン──パウル・バドゥーラ=スコダ教授による公開講座
2006年5月22日に国立音楽大学 講堂小ホールにて開催されたパウル・バドゥーラ=スコダ教授によるレクチャー。79歳となった氏の音楽人生に関しても言及されている。国立音楽大学音楽研究所年報第20集(2007年)
第12回国際ベートーヴェンピアノコンペティション
2005年6月4日から14日までウィーン で開催された第12回国際ベートーヴエンピアノコンペテイシヨンに国際審査員として招聘された際の記録。国立音楽大学音楽研究所年報第19集(2006年)
第7回フランツ・リスト国際ピアノコンペテイション
2005年4月にユトレヒト市(オランダ)で開催された第7回フランツ・リスト国際ピアノコンペテイシヨ ンの国際審査員として招聘された際の詳細。国立音楽大学研究紀要第40集(2006年)
ピアノソナタ《月光》のテキストにおける諸問題
「第1楽章第3〜5小節に印刷されているスラーは、果たしてベートーヴェンの意思によるものか」という疑問を出発点として国立音楽大学音楽研究所が学生と行ったワークショップを通じて明らかになった、ベートーヴェンの《月光ソナタ》の […]
ベートーヴェンの強弱法──パウル・バドゥーラ=スコダ教授による公開講座
2004年7月1日に国立音楽大学講堂小ホールにおいてパウル・バドウーラ=スコダ教授によるベートーヴェンの強弱法に関するレクチャーが行われた。その内容をまとめ、補完したもの。国立音楽大学音楽研究所年報第18集(2005年)
Franz Schubert──Seine moralischen Kulissen in den Klavierwerken
シューベルトが共感を覚えていた概念の中から「さすらい」「優しい死」「水の存在」という概念を抽出し、それらがピアノ作品においてどう表現されているかの考察。国立音楽大学研究紀要第39集(2005年)
ソナチネアルバムの問題点──アーティキュレーションの濫用がもたらす弊害
日本のピアノ教育に大きく寄与してきた『ソナチネアルバム』の内容を吟味すれば、原典版の使用が推奨される今日の中・上級者 の一般的な指導へつなげていくべき教材としては疑問が残る。なぜこのアルバムの問題点を明らかにする。国立音 […]