パウル・バドゥーラ=スコダの論考「誤ったプラルトリラー奏法を排除せよ 」 に関する考察と補足

「プラルトリラーを上方隣接音で開始するという、今日一般的に行われている演奏実践には歴史的な根拠がなく、誤りである」というバドゥーラ=スコダによる論考の邦訳と補足。国立音楽大学研究紀要第51集(2017年)

バッハの演奏解釈

2008年7月8日、国立音楽大学6号館110スタジオにて行われた公開講座「バッハの演奏解釈」 の報告。音楽研究所のバッハ・プロジェクト部門による連続講座「ピアノで弾くバッハ──平均律第1巻」の一環として開講さ れた。国立 […]

ソナチネアルバムの問題点──アーティキュレーションの濫用がもたらす弊害

日本のピアノ教育に大きく寄与してきた『ソナチネアルバム』の内容を吟味すれば、原典版の使用が推奨される今日の中・上級者 の一般的な指導へつなげていくべき教材としては疑問が残る。なぜこのアルバムの問題点を明らかにする。国立音 […]